はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

確認したくなってしまう自分に気づくこと

 今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 セルフコンパッションの定義のひとつに
「気づくこと」があります。
「気づくこと」???
と思われるかもしれませんが、
これがなかなか奥が深いんです。

 セッションをさせてもらう際には、
「心理の知識」と
「クライエントさんのいいところ、進んだステップ」
をなるべくお伝えするようにしています。

なぜこれをしているかというと、
「最終的にはセッションを受けなくても
安定した自分になっていってもらえるように」
です。

「心理の知識」は、不安な気持ちや怒りに
ふりまわされない自分になるために
とっても役にたってくれます。

「クライエントさんのいいところ、進んだステップ」
をお伝えするのは、「スモールステップで自分の
進歩を認めることができるようになって」
自己肯定感をはぐくんでもらうためです。

こんな形で、
「セッションを受けなくても大丈夫になっていく」
ようにお手伝いをしていくのですが、
その過程で時々、
「自分への評価をもっと教えてほしい」
「自分に対する意見をもっと言ってほしい」
とクライエントさんに言われることがあります。

どこがどう良くなったのか、
自分は今どのくらい成長できているのか、
もっともっと、確かめたくなるんですね。

そんな時には、
「確認したくなってしまっている自分」
に気づいてもらうようにお願いしています。

相手の自分に対する評価
を確認したい気持ち
が自分の中にあることに
まず気づいてもらいたいんです。

確認したくなる気持ちがわいてくることには、
ちゃんと理由があるので、
その気持ちが
わいてくることが悪いんではないんです。

ただ、「確認したくなる気持ち」に
無自覚にふりまわされてしまうと
人間関係で問題が起こりやすくなったり、
他人に依存してしまったり、
という不具合が生じやすくなります。

「確認したい気持ち」
にふりまわされない自分になっていくこと。
そのためには
「確認したい気持ち」
が自分のなかでむくむくと出てきたときに
それに気づくこと。

「気づくこと」。
とても大切なセルフコンパッションのステップです。

 

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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
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