はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

毒親とお盆と年末年始3

 今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 また年末がめぐってきましたね。
この時期になるとクライエントさんからよくご相談をいただくのが、
「年末年始に毒親と顔を合わせるべきかどうか」です。

 自分の中に親へのさびしい気持ちや怒りの感情があることがわかってきて、
少しずつ整理が進んできて・・・という状態で
年末年始に親と会うのは気が進まない。
でも、親に顔を見せないというのには
とても罪悪感を感じる・・・、という。

 親に対する複雑な気持ちの整理がつくまでは、
無理に親と会う必要はない、
と私は考えています。
なぜなら、無理して親と会うと、
昔となんら変わらない親の態度に
再び傷ついてしまったり、
さびしい気持ちや怒りの感情を
親にぶつけてしまって、
再び傷つく方が多いからです。

  あなたが一生懸命悩み、考え、
愛着の傷つきとワークして、
二歩も三歩も進んでいたとしても、
残念ながら親御さんは変わっていないんです。

 一生会うな、という話ではないです。
あなたの中の傷つきが一通り癒されて
親御さんへの気持ちの整理がつくまでは、
無理して会わない方がいい、
ということです。

 愛着の修復体験が終わって、
自分の気持ちに整理がついたら、
会いにいけばいいんです。

 その時、親御さんはあなたの変化に
反応して変わるかもしれないし、
昔のままかもしれない。
親御さんがどうだったとしても
それに揺さぶられない自分になっていれば
問題は起こらないですよね。

 新型コロナウイルスの影響で、
今年は幸か不幸か帰省しない理由が
作りやすい状況です。
自分の心を一番大切にして、
いいんではないかと私は思います。

 

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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
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