はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?を日々つぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

苦しみは欲求が満たされないことによって起こるということに気づく

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

備忘メモです。

コンパッションはやさしさという文脈で解釈されることが多いけれど、やさしさと異なる部分は、「苦しみに対して起こる感情や状態、行動であること」。

苦しみは、欲求が満たされないことによって生じる(起こって欲しいことが起こらなかった、起こって欲しくないことが起こった)。

苦しみの背景にあった欲求に気づいて、欲求が満たされなかったことで生じた苦しみをやわらげようと考えて行動することがコンパッション。

 

★オンラインと対面(東京)で心理カウンセリングを提供しています★

SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
対面(新宿、高円寺、指扇(埼玉))、オンラインどちらもご利用いただけます。

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すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる

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  「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる」
小泉信三氏(元慶應義塾大学学長)の言葉だそうです。

 この言葉、いろいろな場面に共通しているな、と。

 答えをすぐに教えてもらえるのって、
とても助かるけど、わからない問題って
次々と出てくるから、答えだけ教えて
もらってもその答えはすぐに役立たなくなってしまう。

 答えにたどりつくための思考法って、
すぐに身につくわけじゃないから
教えてもらってもすぐに役には立たないけど、
いろいろな場面で応用できるから、
長く役立つ。

 心理療法やカウンセリングでも
同じことが言える気がします。

 

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自分を愛するのが難しいのは・・・

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  昨日参加させてもらったCFTの勉強会で
学んだこと、感じたことのメモです。

 人間には、愛されたい、受け入れられたい
という生得的な欲求がある。

 ↓

 幼少期に、して欲しいことをしてもらえなかった、
して欲しくないことをされた、
そてによって、愛されたい、受け入れられたい
という気持ちが大きく脅かされる

 ↓

 それは、トラウマとして、「身体の記憶」
となる。

 ↓

 大人になって、愛される・受け入れられる
感覚を感じると、「身体の記憶」が
刺激される。(脳で上丘が”避けよう”という信号
を出してしまう。)

 ↓

 この刺激が、「身体の記憶」を
呼び起こしてしまい、拒絶や怒りといった
反応が再現されてしまう。

 ↓

 だから、認知的に「自分を愛そう」
って言っても、うまくいかない人がいる。
むしろ、自分を愛せない自分を責めて
しまって逆効果になったりもする。

 ↓

 でもそれは、その人が悪いわけじゃない。
CFTやCRMで新しい神経回路を作っていけば
大丈夫。

 

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自分を傷つける存在にしがみつく ~ハーロウのモンスターマザー実験~

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 先日見たテレビ番組で、
心理学研究における 
動物実験の倫理について
取り上げられていて、その一例として
ハーロウのアカゲザルの実験が
解説されていました。

 愛着理論研究で
ハーロウのアカゲザルの実験は有名なので
(ハーロウのアカゲザルの実験を知らない人
は愛着理論のことを基本から学んでいない
とも言えます(笑))、実験の概要は知って
いたのですが、詳細は初めて知りました。

 ハーロウは、子ザルが母ザルの元に
必ず戻る行動を見て、
サルが特定の存在と愛着の絆を結ぶのでは?
と考え、それを確かめるために、
"母子の絆を引き裂く「モンスターマザー」実験"
という実験を行いました。

 この実験では、
アカゲザルの赤ちゃんを連れてきて、
ニセモノのお母さん人形(モンスターマザー)
を与えます。 

 ニセモノのお母さん人形は4種類設定されました。
(よくもこんなこと考えつくなあ・・・)

1, 激しく揺れる母ザル人形
2, 強力な圧縮空気を噴射し続ける母ザル人形
3. 赤ちゃんザルを突然突き飛ばす母ザル人形
4. 突然スパイクが身体から飛び出してくる母ザル人形

 赤ちゃんザルはどんな反応をしたと思いますか?
どの母ザル人形も一緒にいるのは心地よくなさそうだし、
遠ざかるんじゃないかと思いませんか?

 結果はこのようなものでした。

 激しく揺れる母ザル人形と
強力な圧縮空気を噴射する母ザル人形には
子ザルはますますしっかりとしがみつきました。
 突然突き飛ばす母ザル人形や
突然スパイクが飛び出してくる母ザル人形には
恐怖で泣き叫びながらもまた戻ってきました。

 この実験で、子ザルは特定のサル(母ザル)
に愛着を示し、母ザルが自分にとって心地よく
なくても、危害を加える存在であっても、
ますますしがみつく、ということが確認されました。

 この実験結果は、養育者から虐待を受けた
人間の子どもたちが、養育者をかばったり、
養育者のもとに戻りたがるという事象とも
整合性があったんです。

 (当時はまだ「愛着」の概念や存在が
わかっていなかったので、この研究結果が
「愛着」の研究に大きく貢献したのはたしか
なのですが、モンスターマザー(人形)に
接している赤ちゃんザルの様子は、
胸が痛むものでした。)

 わたしたちは、愛着対象(多くは養育者)
に対して、くっつきたい、しがみつきたい、
そうすることで安心したいという、
本能的なニーズを持っています。

 だから、不幸にして、養育者が共感的では
なかったり、虐待的だったりしても、
しがみついてしまうということが起こります。
(でもそれは、虐待的な環境にある人が
悪いわけではない。)

 場合によっては、このパターンが大人に
なって別の相手との間で再演されてしまって、
モラハラをされたり、パワハラをされても
逃れられない、というようなことが起こったり
します。

 大切なのは、このメカニズムを理解すること。
その上で、自分を苦しめるパターンに気づくこと
です。そして、その上で、このパターンから
抜け出すために必要な行動を起こしていくこと
です。

 

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ただ、違いを知ること

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今回はコンパッションとは直接関係ない話です。
先日、「AIP科学技術と社会チーム公開シンポジウム
《AIと身体性:その2》」というシンポジウムを視聴
しました。

 そこで、パネリストの方がこんなやりとりをしていました。

口話者:「ずっと腕をあげて手話をして疲れませんか?」
ろう者:「口話者の方はずっと話して声帯が疲れませんか?」

 口話者とろう者は、身体の使い方が違うだけなんだな、
と学んだ出来事となりました。

 どっちが優れているとか、えらいとかじゃなく、
ただ、身体の使い方が違うだけなんですよね。

 そして、口話者にとって便利な方法(電話とか)
がろう者にとってはとても不便な方法になりうる
ということを知って、お互いが不便なくやっていく
ためには何ができるか、考えるのが大事なんだなあ、
と思いました。

 これと同じ構造が日常生活の中でもたくさん
あるような気がします。

 論理的に話す方法が得意な人、感覚的に話す方法が得意な人、
これも表現の仕方の違いで、どちらが優れているわけ
でもえらいわけでもなく、ただ「違う」だけ。

 かわいそうだとか、努力が足りないとか、
そういう評価や判断はしないで、
ただ違いを知って理解する。

 これができると、生きるのも少し楽になりそうな気がします。

 

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先のばしグセとコンパッション

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 先日、コンパッションの研究をされている石村先生
から「先のばしグセ」とコンパッションの話を伺いました。

 やらなきゃならないのに、
ついずるずると先延ばしにして、
そんな自分を責めて、落ち込んで、
さらに先のばしして・・・。
 という経験、ありませんか?
(私はものすごくたくさんあります。)

 このような先のばしグセと大きく関係
しているのが「完璧主義」なのだそうです。

 完璧にやらなきゃ、完璧なものを仕上げなきゃ、
というプレッシャーから、
ついつい先のばししたくなって、
先のばしする自分を完璧主義な自分は許せなくて
先のばしする自分を責めて、
自分はダメだと思うとさらに自信がなくなって・・・。
 という展開が起こっていることが多いようです。

 コンパッションでは、この苦しみのループに
陥っている自分にまず「気づき」ます。

 完璧なものを作らなきゃ、
と苦しんでいる自分に寄り添い、
完璧なものを作れない自分や
さっさと取り組まない自分を
責める自分の声の言い分をよく聞きます。

 そして、この苦しみを軽くするには何ができるのか、
と考えます。

 長い目でみたら、やらずに自分を責める時間が
長いほど苦しみの量は大きくなるわけなので(笑)、
じゃあ、やってみようか、と自分と相談して、
やってみようと思える小さな小さなステップを
考えます。

  「ちょっとだけそのことを考えてみる」、
でもいいし、
「最初の10文字だけ読んでみる」
でもいいし(笑)。

 そして、それを、コンパッションな自分と
落ち込んだりおびえている自分とで一緒に
やってみる。

 ということをして、少しずつ進めたり、
ダメだったらもっともっと小さなステップに
分解してやってみたり・・・。

 先のばしグセにもコンパッションで寄り添う。
私も試してみようと思います。

 

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感情に名前をつけること ~孤独~

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 メンタルヘルスに悪影響を及ぼす原因の一つに
「漠然とした嫌な感覚・感情」があると
言われています。

 不快な感覚にも、心地よい感覚にも
「名前をつける」ことで
自分の中で整理がしやすくなります。

 最近、「孤独」についてこんなtweet
見ました。

  「孤独」「一人ぼっち」「ぼっち」は
ネガティブな感覚、感情と一括りにされがちですが、
心が静かにみたされてゆく孤独もたしかにあるなあ、
と思います。

 ソリチュードの時間を持てる人って、
成熟している感じがしますよね。

 ロンリネスをソリチュードに変えていくためには
何ができるのか、自分に問いかけてみたいです。

 

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