はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

見捨てられ不安と親密性の回避はセルフコンパッションに影響する

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

セルフコンパッションには、3つの種類(方向性)があります。

一つ目は、自分から自分へ向けるやさしさです。

二つ目は、自分から他人へ向けるやさしさです。

三つ目はなんだと思いますか?これ、意外と見落としている方がいらっしゃいます。


三つ目は、他人から自分へ向けられるやさしさです。

3種類(方向性)のセルフコンパッションはどれも等しく大事です。
でも、3つのバランスが崩れてしまっていませんか?
自分から他人へ向けるやさしさにはとても意識がいくのに、自分から自分へ向けるやさしさや、他人から自分に向けられるやさしさを受け取るのは苦手ではありませんか?

 

自分から自分へやさしさを向けること、他人から向けられるやさしさを受け取っていくことについても、セルフコンパッションは大事にしていきます。

ところが、これらの体験をしていく過程で、見捨てられ不安や親密性を恐れる気持ちがむくむくと抵抗感という形で姿をあらわすことがあります。

「やさしさを向けられることをイメージすると居心地が悪い。」
「やさしさを信じたら後でしっぺ返しにあうんじゃないか?」
「他人からのやさしさに頼ったら自分は成長できなくなるのではないか?」

抵抗感のあらわれ方は人それぞれです。
でも、抵抗感の根底にあるのは"見捨てられ不安"や"親密性の回避"といった愛着の傷つきです。

セルフコンパッションを実践している中で抵抗感を感じたら、それはとても大事な気づきにつながりますので、その抵抗感は抑え込まずに、あることを気づいてくださいね。
その抵抗感は、あなたがサバイバルする上で役立ってくれた健気な存在です。いらない感覚だと抑え込むのではなく、やさしく気づいてあげることが大事です。

(これらの抵抗は、somatic experiencingやTFTなどの手法を使って癒していくことも可能です。)

セルフコンパッション講座では、見捨てられ不安や親密性の回避の傾向を愛着スタイルテストを使って確認し、ご自身の愛着スタイル傾向を理解した上で進めていきます。そうすることで、不安や回避にふりまわされない自分になっていくことを目指します。

 

 

 

 

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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
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