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2020年2月1日のブログの再掲です。(大事な考え方なので、再度掲載です。)
感情について考える時に、セルフコンパッションの観点から、私たち一人一人を船に例えるとこう理解できるのだそうです。
船には「怒りさん」「不安さん」「悲しみさん」などの船員さん(感情さん)が乗っていて、船長である自分がバランスをとっている。
何かトラブルが起きて感情を爆発させてしまう状況は、船が嵐に巻き込まれて甲板の上の船員さん(感情さん)たちが自分の担当業務を一心不乱にこなしてしまっている状態。これは、それぞれの船員さん(感情さん)が、自分という船を守るために、それぞれの担当業務を必死にやり続けているということ。
この時に、理解してもらいたいのはこの2つです。
1. 船員さん(感情さん)=私(船)ではない。
2. 船員さん(感情さん)の暴走は、私(船)を守るためにしていること。
だから、船長である私は、
1. 動転した船員さん(感情さん)たちをなだめ、励ます(コンパッション)。
2. 船員さん(感情さん)と仲良くなり、理解し、共生し、調整する。
3. 船員さん(感情さん)一人一人を理解し、バランスをとる。
4. 「嵐がきているけど、大丈夫だよ。ちゃんと舵をとるからね。
行きたいところに行けるからね。」と船員さんたちを励まして、
一緒に幸せへの航路を進んでいく。
こんなふうに理解してみると、船を守ろうと一生懸命働いてしまった船員さん(感情さん)を叱ったり、閉じ込めたりするのは、可哀想ですよね。
船長である私たちは、彼らの言い分を聞き、理解し、バランスをとる必要があるわけです。
コントロール(制御・支配)するのではなく、寄り添い調整する。
こんな風に、感情を理解して、Regulation(調整)する役割を果たしていけたらいいですよね。
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