はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

自分の問題と他人の問題を区別する

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 

自分の問題と他人の問題を区別する、と言われても何のこっちゃ?という感じですよね。でも、愛着にキズを抱えている方は意外と無意識にやってしまいがちなんです。そして、自分の問題と他人の問題を区別するということは「バウンダリー(相手と自分の境界線を明確にすること)」でもあります。

 

自分の問題と他人の問題を区別する、って例えばこんなことです。

あなたの家族が、とても不機嫌で不愉快な対応をあなたにしたとします。


自分の問題と他人の問題を区別することができていないとこんな感じになります。

「私の何が相手を不愉快にしてしまったのかしら?どこが間違っていた?何がダメだった?」

「あんな対応をするなんて許せない。なんで私があんな対応をされなきゃいけないの?大体あの人はいつも・・・・(怒)」

 

自分の問題と他人の問題を区別することができているとこんな感じになります。

「何か不機嫌なことがあったのかもね。」

「今は不機嫌みたい。少し離れて私は自分のことをしよう。」

 

この対応の違いは「相手の不機嫌・不愉快」を相手の感情や問題として見ることができているか、自分の感情や問題にしてしまっているか、です。

 

特に愛着不安型の方は、相手の機嫌や行動に必要以上に責任を感じたり、感情をかき乱されてしまいがちです。
でも、相手の不機嫌や不愉快なふるまいは、相手の問題であってあなたの問題ではないんです。あなたがご機嫌をとったり、罪悪感を感じる必要はないんです。

 

これが、「自分の問題と他人の問題を区別する」ということです。

相手の言動や行動に悲しみや怒りを感じたら、「こんな風に言われたら(されたら)悲しいよね。怒りを感じるよね。もっとやさしく言って欲しかったよね。よーくわかったよ。あの人が不機嫌になるのも、不愉快な行動をとるのもあの人の問題。私の問題ではないんだよ。」と、やさしく自分に語りかけてくださいね。

これも、「自分にやさしくする」ということです。

どうか、試してみてください。

 

 

 ★オンラインと対面(東京)で心理カウンセリングを提供しています★

SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
対面(新宿、高円寺、指扇(埼玉))、オンラインどちらもご利用いただけます。

attachment-treatment.jimdofree.com