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こんなことに思い当たることはありませんか?
- 親に対してひどく罪悪感を感じる
- 親に言った言葉が、親を悲しませていないかとても気になる
- 親にした行動で、親を怒らせていないかとても気になる
- 兄弟姉妹と比べてだめだと思われていないかとても気になる
こういうことが繰り返しある場合は、親との心の境界線が曖昧かもしれません。
私たちは生まれてから、養育者(主に両親)とのスキンシップを通じて自分の身体という概念を学びます。誰かに触れてもらうことで、
触れられているのは自分の身体なんだ、
触れてきているのは他人の身体なんだ、
ということを理解していくんですね。
そして、お腹が空いたり、おしめが濡れたり、何か怖いことが起こった時に
養育者にやさしくケアしてもらうことで、
世界は安全で安心なものだということ
を理解して行きます。
ところが、
なんらかの事情で養育者があまりそばにいてくれなかったり、
養育者自身が安心・安全の感覚を持っていなくて適切なケアができなかったりすると、
私たちの他人との境界線(バウンダリー)が曖昧になってしまうことがあります。
”自分は自分という感覚”や
”安心・安全の感覚”を
自分自身に落とし込むことができていない
わけです。
”自分は自分という感覚”や”安心・安全の感覚”を自分自身の中に落とし込むことができていないと、
私たちは"安心・安全の感覚"を
自分の外に求めていきます。
"安心・安全"を自分の外に求めていくと、
「見捨てられ不安」が強くなります。
そうすると、
正当な主張をしているにもかかわらず主張した自分に罪悪感を感じたり、
相手が気分を害していないかと不安になったり、見捨てられてしまうのではないか、
という気持ちが強く出てくるのです。
心当たりのある方は、
”自分は自分という感覚”や
”安心・安全の感覚”を
強化していく必要があります。
”自分は自分という感覚”を強化するためには、自分の身体に意識を向けることが大切です。自分の身体をやさしくタッチしてみたり、今自分の身体はどう感じているのかな、ということを意識して感じることが必要です。
お腹がすいていないか?
寒い?熱い?それは身体のどこで感じる?
緊張している?それは身体のどこで感じる?
なんだか嫌な感じがする。それは身体のどこで感じる?
なんだ、そんなこと?と思うかもしれませんが、境界線(バウンダリー)の弱い方は、かなり自分の身体の感覚を感じるのが苦手です。
それは、自分の身体の感覚のニーズを満たすよりも先に養育者の機嫌を伺う必要があったからです。
次に、”安心・安全の感覚”をはぐくむために、「心地いいこと」を少しずつ少しずつやっていきます。
空を見上げてのんびりしている自分を想像してみたり、
おいしいごはんをのんびり食べる自分を想像してみたり、
信頼できる友達とゆっくりお茶をする自分を想像してみたり、
大きなことでなくて構いません。本当に自分が「心地いい」と感じられることをしている自分をまず想像して、楽しんでください。
それから、実際に少しずつ「心地いいこと」を実際にやってみてください。
少しずつ、少しずつがポイントです。
境界線(バウンダリー)を強くするのはとても大切なことです。
もしも一人でやるのは難しいと思ったら、いつでもセッションを受けにきてくださいね。
happy-from-ashiya.hatenablog.com
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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
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