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人の気持ちに共感することができるがゆえに、人の苦しみや悲しみを自分の苦しみや悲しみとして感じてしまって苦しくなる方がいらっしゃいます。
共感できることは素晴らしいことです。共感はとても有効なケアの手段です。共感してもらえた人は、共感してもらえることで安心したり、冷静に自分と向き合えるようになったりもしますしね。
ただ、共感する側が相手の苦しみを我が事として感じ過ぎると苦しくなります。相手の問題を自分の問題として捉えてしまうと、これまた苦しくなります。
共感する時もバウンダリー(心の境界線)は大事なんです。
悩み相談に乗るときに心がけたいことはこんなことです。
- 感じる気持ちや痛みが自分のものなのか、相手のものなのかを意識する事
- 悩んだり苦しんだりしている人の話を聞くときには、自分の身体の感覚になるべく意識を向ける事
- 相手のことを信頼すること(相手にはこの問題を自分で乗り越えていく力がある、と信頼すること)
バウンダリー(心の境界線)を意識することは冷たいことのように感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、自分のバウンダリーを尊重するということは、相手のバウンダリーを尊重するということでもあります。
寄り添うけれども、相手のバウンダリーを尊重して、相手が自分の力で乗り換える力を持っていることを信頼し、自分の力で乗り越える応援をする。
あなたの共感する能力をより良い形で発揮していくために、バウンダリーを大切にしてくださいね。
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