はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

セルフコンパッションとは

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 

自己への思いやりを育成・強化するコンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT)というセラピーがあります。このセラピーをより良い形でみなさまにお届けしたくて、セルフコンパッションについて改めて学んでいます。

 

セルフコンパッションとは、"自分への慈悲"とか"自分への思いやり"という意味です。

自分への慈悲とか思いやりってどういうことなのか、もう少し掘り下げてみます。

 

compassion という言葉の"passion"はpatient(患者)から派生したそうで、com+passion で"共に苦しみを感じること、痛みを共有すること"という意味になっているそうです。

 

ダライラマ14世は、compassionを以下のように解釈されています。

自分や他者の苦しみを感じ取り、

それを取り除こうとする取り組み

 

selfcompassion は self+compassion なので

  • 自分自身の苦しみや痛みを感じ取り、
  • それを取り除こうと自分にコミットする

ことだと言えます。

 

  • 自分の苦しみや痛みに気づき、それを認める
  • 自分の苦しみや痛みを否定するのではなく、寄り添う
  • 苦しみや痛みを取り除いていく、困難に立ち向かっていける自分になる

 

これがセルフコンパッションの目指すところです。

「私なんかよりもっと大変な人がいるんだから大変なんて言っちゃだめ。」
「弱音は吐いちゃだめ。」
「常に前向きでいなきゃ。」

これらは、多くの人が持っている意識ではないでしょうか?(または、こんなことを言われて育ってきたのではないでしょうか?)

セルフコンパッションは、人の苦しみにも共感するし、自分の苦しみにも共感します。弱音を吐きたい自分の心を認めます。前向きでいられない自分の疲れや悲しみも認めます。

苦しみ、疲れ、悲しみに気づいたら、「がんばれ」と言うのではなく、「そうだね、苦しいね、疲れたね、悲しいね。よくわかったよ。」とありのままを認めて寄り添います。ただ気づいて、深く共感する。そして寄り添う。「そんな風に感じていたんだね。そうだったんだね。」と言うように。

 

"自分への慈悲"、"自分にやさしくする"、少しイメージしてもらうことができたなら嬉しいです。

 

セルフコンパッションの個人セッションもしていますので、興味のある方はぜひセッションを受けてくださいね。

 

★オンラインと対面(東京)で心理カウンセリングを提供しています★

SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
対面(新宿、高円寺、指扇(埼玉))、オンラインどちらもご利用いただけます。

attachment-treatment.jimdofree.com

 

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