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以前、セラピストの教訓として、こんな話を聞いたことがあります。
すごく喉が乾いている人に、「お水がここにありますよ」とお水のそばまで一緒にいくことはできたとしても、その水を飲むことはその人にしかできない。
私が代わりにお水を飲むことはできないし、私が代わりにお水を飲んだところで、その人の乾きは全く癒されない。
みんな自分でお水を飲もうと思える力を持っているし、お水を飲む力をちゃんと持っている。これまでのセッションの中で、誰もが素晴らしい力を持っているということを実感してきました。だから私はそれを信頼して、私にできるお手伝いをする。
これって、セッションの中の話だけではなく、一般的な人間関係の中でも同じことだなと思います。
例えば、先日”不機嫌な人と遭遇したら”という内容で書かせてもらったのですが、不機嫌な人を見たとしても、その人はその人の力で機嫌を元に戻せる、とその人の自己調整の力を信頼する、と考える。
あなたも、私も、素晴らしい力を持っているんです。それをただ信じる。遠回りをしているように思えたとしても、それが必要なステップなんです。
全てのことが、絶対に良くなります😊
