はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

今の私の感情は?

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 

今、どんな気分ですか?どんな感情がありますか?

 

と聞かれても、意外と答えられくないですか?

そもそも、そんなこと聞かれたことないから急に聞かれても困る、というのもあるかもしれないですが。

 

感情は、心地よいものから心地よくないものまでいろいろな感情がありますが、どれも必要があって生まれるもので、生まれる感情にいい・悪いはありません。

 

でも、会社とか人づきあいの中では感情は抑えてみんなと上手くやるべき、って教えられることが多いので、感情を抑えることが普通になってしまい、感情を抑えているうちに感情を感じにくくなってしまっている方も多いのではないでしょうか。

 

でも、特に心地よくない感情は、何か理由があって生まれているものなので、感情を認めて、その感情が生まれることになった原因を丁寧に見ないと、何度でも浮かび上がってきます。(思い出し怒りなんかはこのいい例です。)

 

ただ、この「感情があることを認めて、気づいて、丁寧に見ていく作業」、慣れていないのにいきなり大きな怒りや不安でやろうとするとちょっと難しいかもしれません。日頃走り慣れていない人がいきなりマラソン大会に出場するようなことになってしまいます。

 

そんな方にオススメな方法が、駅からの帰り道や、バスや電車を待つ時間、エレベーターが来るのを待つちょっとした時間に、「今の私の感情は?」と自分に目を向けてみる方法です。感情?わからない!という方は、「今の私の身体の感覚は?」に質問を変えて、身体の感覚に意識を向けて見てください。

 

私たちが感情に意識を向けるのをやめても、身体は感情に反応しています。

身体の中で感情が生まれてるときは、なんか胸がもやっとする、とか、胸があたたかくなる、とか、肩の力が抜けて楽な感じがする、とか身体の中で何か反応しているものです。

 

「今の私の身体の感覚はどうなんだろう?」と身体の感覚に意識を向けてみる。

背中に力が入っているかもしれないし、顎が疲れているなあ、と感じるかもしれません。お腹があたたかいと感じるかもしれないし、お洋服の肌触りが心地よいと感じるかもしれません。正解・不正解はないので、ニュートラルに感じてみてください。

そして、その身体の感覚は、「心地いいのか?心地よくないのか?」にも意識を向けてくださいね。

 

地味な作業のように思われるかもしれませんが、これも「自分にやさしくする」ことです。自分にやさしくするためには、やさしくしたい相手が何を感じているのか、何を求めているのかを知らないと、相手が本当にして欲しいことをできないですもんね。

 

 

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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
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