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セルフコンパッション&トラウマケアコンサルタントのYUMIKOです。
「べき思考」という言葉を聞いたことがありますか?
◯◯すべき、という考え方のことを「べき思考」といいます。
このべき思考、大なり小なりみんな持っています。
例えば、
「誰とでも仲良くやるべき」
「常に成長できるように努力するべき」
などなど・・・。
べき思考自体に「いいor悪い」はありません。
それはその人の価値観でもあるので。
問題になるのは、「べき思考」をすごく強く持ってしまっている時です。
どんな問題が出るのかというと、この「べき思考」が自分に向いたものである場合、例えば、「私はやさしくなければならない」とか「私は怒ってはいけない」とか、”自分はこうあるべき”というものが強いと、それを守れない時に自分の中で葛藤が起きます。
すると、「自己嫌悪」や「罪悪感」が生まれてしまいます。
次に、この「べき思考」が自分の外側に向いたものである場合、例えば、「上司は誰にでも平等に接するべき」とか、「女性はおしとやかであるべき」とか、”人はこうあるべき”というものが強いと、そのべき思考に反する人を見るといらっとしてしまうので、イライラの種が増えます。すると「不満」「怒り」が生まれやすくなります。
そして、厄介なのが、自分の中で抱える葛藤やイライラが多いほど、「べき」に反する人/出来事に目がむきやすくなってしまうんです。(人の脳はそういう風にできています。)
「べき思考」が強いと、自分に対しても厳しくなってしまうし、他人に対しても厳しくなってしまう。結果、イライラが増えてしまう・・・。という負のループにハマりやすくなってしまうんですね。
ではどうすればいいのか。
ちょっと「べき」を緩めて欲しいんです。
「たまにはそうできないこともあるよね」とか、「そうできない事情が何かあったのかもね」とか。
「そうする方がいいけど、そうしなかったとしても誰かが死ぬわけじゃないよね。」とか。
自分の中にどんな「べき」がどんな強さであるのか、時々立ち止まって見つめてみるのもいいかもしれないですよ。
そして、宣伝になってしまいますが、この辺のお話を掘り下げて説明する講座を2月に開催します。我ながら、なかなかいい内容に仕上がってます(笑)ので、ご参加ください!(オンライン講座なので、ご自宅からスマホでご参加いただけます😊
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