はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

「べき」が多いと生きづらい

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

セルフコンパッション&トラウマケアコンサルタントYUMIKOです。

 

「べき思考」という言葉を聞いたことがありますか?

◯◯すべき、という考え方のことを「べき思考」といいます。

 

このべき思考、大なり小なりみんな持っています。

例えば、

「誰とでも仲良くやるべき」

「常に成長できるように努力するべき」

などなど・・・。

 

べき思考自体に「いいor悪い」はありません。
それはその人の価値観でもあるので。

 

問題になるのは、「べき思考」をすごく強く持ってしまっている時です。

 

どんな問題が出るのかというと、この「べき思考」が自分に向いたものである場合、例えば、「私はやさしくなければならない」とか「私は怒ってはいけない」とか、”自分はこうあるべき”というものが強いと、それを守れない時に自分の中で葛藤が起きます。
すると、「自己嫌悪」や「罪悪感」が生まれてしまいます。


次に、この「べき思考」が自分の外側に向いたものである場合、例えば、「上司は誰にでも平等に接するべき」とか、「女性はおしとやかであるべき」とか、”人はこうあるべき”というものが強いと、そのべき思考に反する人を見るといらっとしてしまうので、イライラの種が増えます。すると「不満」「怒り」が生まれやすくなります。

 

そして、厄介なのが、自分の中で抱える葛藤やイライラが多いほど、「べき」に反する人/出来事に目がむきやすくなってしまうんです。(人の脳はそういう風にできています。)

 

「べき思考」が強いと、自分に対しても厳しくなってしまうし、他人に対しても厳しくなってしまう。結果、イライラが増えてしまう・・・。という負のループにハマりやすくなってしまうんですね。

 

ではどうすればいいのか。

ちょっと「べき」を緩めて欲しいんです。

「たまにはそうできないこともあるよね」とか、「そうできない事情が何かあったのかもね」とか。
「そうする方がいいけど、そうしなかったとしても誰かが死ぬわけじゃないよね。」とか。

 

自分の中にどんな「べき」がどんな強さであるのか、時々立ち止まって見つめてみるのもいいかもしれないですよ。

 

そして、宣伝になってしまいますが、この辺のお話を掘り下げて説明する講座を2月に開催します。我ながら、なかなかいい内容に仕上がってます(笑)ので、ご参加ください!(オンライン講座なので、ご自宅からスマホでご参加いただけます😊

(対面(東京)での別日程での開催をご希望の方は 個別にご連絡ください。)

 

happy-from-ashiya.hatenablog.com