はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

自分が船長であることに気づく(感情とのつきあい方)

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

セルフコンパッション&トラウマケアコンサルタントのゆみこです。

 

ちょっと突飛なタイトルになってしまいました。
セルフコンパッションについて、東京成徳大学の石村先生の講座を受けて学び直しています。今日の石村先生のお話で感情について強く印象に残ったお話がありました。

 

 〜セルフコンパッションについてはこちら〜

happy-from-ashiya.hatenablog.com

 

 

感情について考える時に、私たち一人一人を船に例えるとこう理解できるのだそうです。

船には「怒りさん」「不安さん」「悲しみさん」などの船員さん(感情さん)が乗っていて、船長である私たちがバランスをとっている。

何かトラブルが起きて私たちが感情を爆発させてしまう状況は、船が嵐に巻き込まれて甲板の上の船員さん(感情さん)たちがいつも担当している仕事を一心不乱にこなしてしまっている状態。これは、それぞれの船員さん(感情さん)が、自分という船を守るために、それぞれの担当業務を一生懸命こなしてしまっているということ。

船員さん(感情さん)=私(船)ではない。
船員さん(感情さん)の暴走は、私(船)を守るためにしていること。

だから、船長である私たちは、動転した船員さん(感情さん)たちをなだめ、励ます(コンパッション)。
船員さん(感情さん)と仲良くなり、理解し、共生し、調整する。
それぞれの船員さん(感情さん)を理解し、バランスをとる。
「嵐がきているけど、大丈夫だよ。ちゃんと舵をとるからね。行きたいところに行けるからね。」と船員さんたちを励まして、一緒に幸せへの航路を進んでいく。

こう理解してみると、船を守ろうと一生懸命働いてしまった船員さん(感情さん)を叱ったり、閉じ込めたりするのは、可哀想ですよね。船長である私たちは、彼らの言い分を聞き、理解し、バランスをとる必要があるわけです。

コントロール(制御・支配)するのではなく、寄り添い調整する。

こんな風に、感情を理解して、Regulation(調整)する役割を果たしていけたらいいですよね。

 

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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
対面(新宿、高円寺、指扇(埼玉))、オンラインどちらもご利用いただけます。

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