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「大安吉日」とか、「13日の金曜日」とか、何かをしたり始めたりするのに縁起を気にする傾向が日本でも海外でも古くからあるのは面白いですよね。
インターネット上でも「◯月◯日は1年の中でも数日しかない縁起のいい日!」とか、「◯月◯日は宝くじを買うのにいい日!」というような情報を時々見かけます。
何かを決めたり始めたりする時に、縁起や占いを参考にするのはアリだと思います。
ただ、やっぱりバランスが大事。今日がどんな日なのか気になって気になってたまらない、とか、今日はこういうことをした方がいいって聞いたから何がなんでもやらなきゃ、というようになってしまったら、一度立ち止まってみて欲しいんです。
縁起を担いだり占いをするのは、幸せになるため、トラブルなくスムーズに物事を進めるため、のはず。
目的 = 幸せや物事をスムーズに進めること
手段 = 縁起がいいと言われる日にアクションを起こすこと
それが、いつの間にか手段と目的が入れ替わってしまって、占いや縁起にこだわりすぎてしまう方がたまにいらっしゃいます。
そこには、確実に幸せになりたい、失敗したくない、絶対大丈夫な方法でやりたい、誰かに大丈夫だって保証して欲しい、という気持ちがあるのではないでしょうか。
それは、とても健気な、当たり前の気持ちだと思います。
大切なのは、そこに不安な気持ちがあることに気がつくことです。
「ああ、私は不安だから、失敗したくないから、占いや縁起やジンクスにこだわりたいんだな。」、というように。
不安な気持ちがあることに気づくことができずに、幸せになるための手段を追い求め続けるようになると、不安定になります(笑)不安を感じている自分に、「そうだよね、不安だよね。」って、やさしい気持ちを向けてくださいね。
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