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ポジティブに考えること、自分が心から楽しいと思えることや好きだと思えることをすることってとても大切ですが、これって一歩間違えると”キラキラスピリチュアル”、”エセポジティブ”になりかねないので、バランスが難しいと日々感じています。
この点について、なるほど、と思う意見を聞いたので、自分を戒める意味も込めて、記録を残します。
まず、東京成徳大学の石村先生がおっしゃっていたのがこちらです。
自己理解、自己内省が伴わないポジティブは非現実的なポジティブであり、否認と抑圧の上に成り立っている地に足の着いていないエセポジティブだっていう話、ほんとその通りだと思った。
— Yumiko@心と体を結ぶトラウマ解放 (@oyaji28jp) 2019年9月18日
これについては、当時私はこんなブログを残していました(読み返すと恥ずかしい)。
happy-from-ashiya.hatenablog.com
そして、twitterでお見かけした意見がこちらです。
オカルト側の人として子宮系やスピを見た時に、一番怖いと思うのは「自分の心に正直に好きなことだけをやる」っていう教え。
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
実際オカルトや神秘主義も「自分の心のままに生きろ」言うんですが、その前に「自分って何?」という探求と実践が入る。
理由は、その作業無しだとまず社会的に死ぬから。
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例えばですね、5分でもいいから座って無になろうとすればいいんですわ。
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
試したらすぐわかりますが、できません。
ずっと頭の中で、断片的な思考やら本能的欲求なんやらを延々しゃべり続けてるやつがいるのに気づくはずです。
このよくしゃべるやつを、仮に「おしゃべりな自分」とします
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普段考え事をしていると思っている状態は、この「おしゃべりな自分」が貴方に一方的に話しかけている状態です。
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
こいつは黙ってほしいと願っても黙らないです。
いわば自分の意志と違うことをする存在です。
こいつは貴方のようで貴方じゃないです。
記憶の言語化を繰り返すだけのマシーンです。
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まずこいつを黙らせることが瞑想の入口なのですが、同時に普段自分だと思っている存在がどれだけあやふやで頼りない存在なのかを教えてくれる、最初の教師でもあります。
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
この「おしゃべりな自分」を黙らせた後にもまたいろんな自分が見つかり、そいつらの果てにいる本当の自己をわしらは探します。
↓
そんで、玉ネギの皮を剥くように自己の本質に向かっていろんなものをはぎ取った末に、最後に残った(残るの?)真の自己との対話と一体化、そこから生まれる本質的自由、こいつがオカルトの窮極的目的の一つであると思ってます。
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
↓
で、スピの人の言う「自分の心に正直に」行う行動は、そも自分が何かということに踏み込んでないので、第一関門「おしゃべりな自分」の言うことに盲目的に従う結果になります。
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
わしは真の自己の影も踏んでないので確信を持っては言えませんが、これがどれだけ危険かっちゅうのはわかります。
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言ってしまえば、自己を手放してその場の衝動や低次の欲望に従うわけで、快楽的衝動で動く犯罪者と同じにメンタリティなるわけですので。
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
やがて社会的動物としての死が訪れます。
お金も無くなります。
無くなったら社会の中で稼ごうと、思えるのかどうか。社会もそれを許すのかどうか。
↓捕
捕
— 呪術さん (@jyujyutusan) 2019年11月16日
だから~経とか~の書みたいなもんは、修行してない人間には読ませるなよ、という大前提があるのです。
体験でしかわからない領域があり、それは知識とか思考では埋めることが出来んのです。
別に閉ざされてるわけではないです。
そこに触ろうと思うなら、手間を惜しむなってだけです。
終
石村先生も呪術さんも、表現は違いますが同じことを言っていらっしゃいます。
自分を見つめ、自分と向き合い、エゴや思い込みを手放し、トラウマを癒して、そうやっていろいろな物を削ぎ落として、その上で真の意味で自分の魂が求めている「やりたいこと」をするのが、多分本当のポジティブ、スピリチュアルなのだ、ということなのだと私は解釈しています。
こんなことを書いている私も、エゴや思い込みを手放し、自分と向き合い、癒している途上ですが、トラウマケアの仕事をしている上で忘れてはならないことだな、と思っています。
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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
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