はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

気づけたもの、感じることができたものは癒すことができる

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人間は不快な体験に対して不快な感情を感じます。
不快な感情として感じるのは、体験に対してなんらかのジャッジをして抵抗しているせいだ、とマインドフルネスでは考えるそうです。

 例えば、抵抗が生じている状態とはこんな感じです。
 自分の話を聞いてくれない人がいた。
  ↓
 話を親身に聞かないなんてけしからん、とジャッジする。
  ↓
 怒りが生じる = 自分の話を聞かない人を受け入れることができずに抵抗している状態

 

その一方で、人間は不快なものは感じないようにする習性を持っています。不快な感情をいちいち全部感じつくしているとしんどいので、感じないようにしちゃうわけです。短期的にはこの習性が自分のことを守ってくれるので、この習性は悪いことではないんです。

 

でも、感じないことは不快な感情がないこととは違います。不快な感情があるのにないふりをしている、という感じです。この状態だと、不快な感情があるのに感じないようにしているだけなので、不快な感情を癒していくことができません。

 

だから、不快な感情を感じるのは心地よくないことだけど、気づいて感じることが第一歩なんです。不快な感情を感じている時にはなんらかの抵抗が自分の中で生じている。抵抗が生じている時はなんらかのジャッジが自分の中にある。そのジャッジは当然のことかもしれないし、そうでないかもしれない。そのジャッジが生まれた根っこのところに寄り添って、そこを癒していくんです。

 

だから、気づけたもの・感じることができたものは癒すことができる、と言われています。

 

今、何か不快な感情を感じているとしても、それに気づいているっていうことは癒すことができるっていうことです!!それってすごく大きな一歩なので、不快な感情を感じていることに気づけている自分をほめてくださいね。

 

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