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興味深い人生相談を目にしました。
相談者さんは、保育園に通う子供を持つお母さん。保育園の送り迎えの時に挨拶をしても返さない人がいる、挨拶はマナーなのにそれってどうなの?子供の教育上もいかがなものか、という相談でした。
朝会ったら「おはよう」と挨拶する、
別れ際には「さようなら」と挨拶をする、
挨拶することは常識、と小さな頃から教えられて来た方が大半ではないでしょうか?
挨拶はするべき。
挨拶されたら返すべき。
挨拶しない人は非常識。
挨拶を返さないのはけしからん。
不思議ですよね。
人間関係を円滑にするための挨拶が
批判や嫌悪のもとになってしまっています。
どうしてこんなことが起こってしまうのでしょうか。
そこには、
「常識軸」で挨拶をするか、
「自分軸」で挨拶をするか、
の違いがありそうです。
挨拶をするのは常識だから、という理由で挨拶をするのは
「常識軸」。
行動の軸が「自分が挨拶をしたいから」ではなくて「常識だから」なんですね。
常識軸で行動すると、
常識なんだからみんなするべき、
という考え方になりやすいです。
すると、自分と同じように行動しない人に対して腹が立ちやすくなります。
挨拶しない人は非常識、けしからん、と。
私も従っているんだから、あなたもしたがうべきでしょう?
となりやすい(笑)
一方で「自分がしたいからする」の自分軸だと、
自分がしたいからする、
ということになります。
挨拶することが会話のきっかけになって仲良くなれたり、
笑顔を交し合えることで心があたたかくなったり、
人間関係にプラスに働くから私は挨拶をする。
自分軸で挨拶をしていれば、
相手の人が返すかどうかは相手の人の事情や考え方次第、
と考えられませんか?
( 逆に、今日はどうしても挨拶する気分ではないから挨拶しない、という自分軸だってありです。 )
常識軸から自分軸へ。
心がけてみると楽になりますよ。