はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

常識は危険?!

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 

興味深い人生相談を目にしました。

相談者さんは、保育園に通う子供を持つお母さん。保育園の送り迎えの時に挨拶をしても返さない人がいる、挨拶はマナーなのにそれってどうなの?子供の教育上もいかがなものか、という相談でした。

 

朝会ったら「おはよう」と挨拶する、

別れ際には「さようなら」と挨拶をする、

挨拶することは常識、と小さな頃から教えられて来た方が大半ではないでしょうか?

 

挨拶はするべき。

挨拶されたら返すべき。

挨拶しない人は非常識。

挨拶を返さないのはけしからん。

 

不思議ですよね。

人間関係を円滑にするための挨拶が

批判や嫌悪のもとになってしまっています。

 

どうしてこんなことが起こってしまうのでしょうか。

そこには、

「常識軸」で挨拶をするか、

「自分軸」で挨拶をするか、

の違いがありそうです。

 

挨拶をするのは常識だから、という理由で挨拶をするのは

「常識軸」。

行動の軸が「自分が挨拶をしたいから」ではなくて「常識だから」なんですね。

 

常識軸で行動すると、

常識なんだからみんなするべき、

という考え方になりやすいです。

すると、自分と同じように行動しない人に対して腹が立ちやすくなります。

挨拶しない人は非常識、けしからん、と。

私も従っているんだから、あなたもしたがうべきでしょう?

となりやすい(笑)

 

一方で「自分がしたいからする」の自分軸だと、

自分がしたいからする、

ということになります。

 

挨拶することが会話のきっかけになって仲良くなれたり、

笑顔を交し合えることで心があたたかくなったり、

人間関係にプラスに働くから私は挨拶をする。

 

自分軸で挨拶をしていれば、

相手の人が返すかどうかは相手の人の事情や考え方次第、

と考えられませんか?

 

( 逆に、今日はどうしても挨拶する気分ではないから挨拶しない、という自分軸だってありです。 )

 

常識軸から自分軸へ。

心がけてみると楽になりますよ。