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成長したい、より良い自分になりたい、と思う人は多いですよね。
その思いがあるからこそ、がんばれたり、努力できたりしますよね。
ちょっと注意してほしいのが、そのがんばりは、どちらでしょうか？
・「なりたい自分」が具体的・明確にあってがんばっている
・「変わらなきゃ！」という思いでがんばっている
「変わらなきゃ！」という思いでがんばっているな、
という方は少し注意して自分のことを振り返って
みて欲しいんです。
その思いのもとに、
「自分はダメな人間だから」、
「自分はみんなより劣っているから」、
という気持ちはないですか？
そして、変わらなきゃ！と
次から次に、いろいろな学びやセラピーに
取り組んでいませんか？
当てはまる方は、それは、愛着のキズの
影響を受けているかもしれません。
赤ちゃんの時に、
「して欲しいことをしてもらえなかった」
「して欲しくないことをされた」
経験をすると、
「自分が悪いからだ」
という信念をもってしまうことがあります。
すると、自分は劣った存在だと思って
とにかく容姿を変えなければ、とか、
とにかく違う自分にならなければ、
という努力をし続けてしまうようになります。
この努力のつらいところは、
努力しても得られる達成感は一時的だったり、
達成感すら感じなかったりして、
次！次！と
ひたすら努力をし続けてします。
まるでハムスターがまわるおもちゃで
走り続けているように、
終わりのない努力をし続けて
しまうんです。
この場合は、一度、愛着の修復体験をする
必要があります。
「こんな自分でもいいかな。」
と思えるようになると、
けっこう楽ですよ。
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