はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

浮気の心理にも幼児期の親との関係が影響する?!

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 どこからを浮気というのか、人によってラインはさまざまだと思います。

 婚外交渉(≒浮気)が起こる要因の一つに、浮気する側の、幼児期の親との関係が影響しているという説があります。

 私たちは生後5か月から36か月目くらいの時期に母親のもとから離れる練習をはじめると言われています。

 赤ちゃんは、外の世界はとってもこわいので、養育者(主に母親)を安全基地にしていまいす。こわかったり不安だったりしたら、養育者にくっついて、守ってもらったり、ケアしてもらって安全を感じて安心するんです。

 赤ちゃんは5ヶ月くらいから、ちょっと養育者から離れて冒険してみて、こわくなったら養育者の近くに戻って安心させてもらって・・・ということをし始めます。

 これを繰り返しながら、養育者がそばにいなくても大丈夫、ということを学んでいきます

 この作業の中で、あたたかくて、守ってくれる、いつでも迎え入れてくれる養育者の存在を、自分の中に取り込んでいきます(そばにいなくても大丈夫!という感じだったり、養育者が自分にかけてくれるような言葉を自分で自分にかけられるようになったりしていきます)。

 ところが、この時期に養育者が十分な安全基地になれなかった場合(忙しくてそばにいなかった、とか)や養育者がその時々で一貫しない態度をとる(赤ちゃんの求めに気づいてやさしくケアしてくれる時があったかと思えば、全然気づいてくれないことを、頻繁に繰り返してしまう、とか)と赤ちゃんは大人になるためのココロの階段をのぼることができないままになってしまいます。

 すると、大人になってから赤ちゃんの時に十分体験できなかったこと、達成できなかったことのやり直し作業がはじまってしまうんです

 何をはじめるかと言うと、パートナーを安全基地にして、浮気という冒険をしはじめるんですね(笑)。浮気をする本人には自覚がないのですが・・・。

 こういう場合は、浮気された側が浮気した側に根気強く母親のように見守る役割が求められると言われています。

 浮気される側からしたらたまったもんではないですが、浮気する側の潜在意識でこんなことが起こっているかもしれないんです。

 幼児期の養育者との関係って、侮れないです。

 

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