はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

愛着スタイル”不安型”の生きづらさ

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  愛着スタイル”不安型”の生きづらさの1つに
”あいまいさに耐えられない”点があります。
白か黒か、敵か味方かがわからない状態が
とってもストレスなんです。

 ただ、白or黒、敵or味方が確認できても、
そこで終わらないのが"不安型"の苦しいところです。
次は、それが本当なのか、心変わりしていないか、
不安になってしまうんです。

 安全を確認しようと石橋をたたいて、
石橋が壊れるまでたたき続けてしまう感じです。

 「信じる」のが難しいんですよね。

 それには、幼いころの養育者との関係で
身につけてしまった信念やパターンがあります。
不安型の愛着スタイルにつながるのは、
養育者が時間や気持ちの余裕のあるときは
子どもに関心や愛情を向けるものの、
時間や気持ちの余裕がない時には
子どもに無関心になる、
というムラのあるかかわり方です。
子どもは、
「自分への関心や愛情はいつなくなるかわからない」、
「自分に関心や愛情を持ってもらうためには
いい子でいなきゃ。
相手が求めることをしなきゃ。」
と無意識の部分で学習してしまいます。

 つまり、「信じる」のが難しくなるんです。
 そして、ありのままの自分では
関心や愛情を持ってもらえない、
とも思うようになります。

 これを大人になってからも繰り返して
しまうと、生きづらさにつながります。

 恋愛面では、嫉妬や猜疑心に苦しんだり、
相手を束縛してしまったり、日常生活では、
やたらと予定をつめこまないと
落ち着かなくていつも余裕がなかったり、
メールの返信が遅いと落ち着かなかったり、
などということが起こりがちです。

 子育ての場面では、自分の不安を
自分で抱えることができずに、
子どもに対して不安をぶつけがちです。
(本人には自分の不安を抱えきれていない
という自覚はないですが・・・)
例えば、「お母さんは病気かもしれない。
お母さんが死んだらどうする?」とか
「お父さんとお母さんが離婚したらどうする?」
というような問いかけを子どもにしたり、
「おまえはなんて出来の悪い子なんだ」
と子どもを責めたり、というように。

 思い当たる方は、まず自分が「不安」を感じていること
に気づくことが大事です。
 そして、「不安」にふりまわされない自分になっていく
レーニングをしていく必要があります。そのトレーニン
を支えてくれる大きな土台が「ほっとする感覚」です。
少しずつ、試してみてくださいね。

 

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