はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

支配というつながり方しかできない人もいる

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人との関係の結び方やつながり方って得意な型を誰もが持っています。例えば、広く浅くだったり深く狭くだったり。

人との関係の結び方は愛着の型とも呼ばれていて、その人の人間関係の土台と言われています。

 

中には人間関係の結び方やつながり方の型が『支配』になっちゃってる人もいます。こういう人は、『支配する』以外の方法で他人との関係を維持していく方法がわからないんです。だから、支配被支配の関係になれない相手からは突然去ってしまったり、そもそも関係を深めなかったりします。

 

支配なんてしなくても相手は去っていかないのに、支配しないと相手が去っていってしまうという不安が奥底にあるんです。(サイコパスの場合は別ですが。)

この奥底の不安に本人は気づいていないことが多いです。支配すると安心、支配する関係が心地いい。本人は支配する以外の関係の作り方をわかっていないので、支配する関係ができていると『人間関係が上手くいっている状態』なんです。

これを無意識でやってしまっている。すごく切ない話ですよね。

 

そして、その逆もあるんです。『支配される』というつながり方が得意な人です。もちろんこちらも無意識です。

 

どちらも根底に不安があるので、関係性が不安定になりがちです。すると余計に支配しようとする、支配されようとする、という悪循環にもなりがちです。

 

心当たりのある方は、まず、この事実に気づいてくださいね。そして、根底にある不安を癒す、これが大事です。