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年末年始のドラマ一挙放送、少し見るとつい先が気になってしまって危険ですね(笑)
「義母と娘のブルース」も、涙あり笑いありでついまた見てしまいました。
登場人物のみゆきは実の両親を小さいころに亡くし、義母に育てられます。そのみゆきの最終回のモノローグが印象的でした。
「失ったからこそ得るものもある」
両親を次々と亡くすという悲しい出来事を経験してきたけれど、義母や周囲の人々との強い絆を得てきたことをしみじみと振り返っての言葉です。
この言葉は毒親育ちにもあてはまる真理でもあり、救いでもあると感じます。毒親のもとで育ったことで安心をえられなかったことは、「得られるはずだったものを得られなかった一種の喪失」ととらえることができます。
安心の感覚を得られなかったことで、感情のコントロールが難しかったり、見捨てられる不安をいつも抱えてしまったりという生きづらさもたくさんでてきてしまいます。でも、これらのメカニズムを理解して、安心の感覚を得ていくことで気づけること、新しく得られる絆もたくさんでてきます。
苦しい経験や悲しい経験はしないに越したことはないけれど、苦しさや悲しさを和らげることで人間の幅はぐんと広がります。苦しい人や悲しい人に寄り添えるようになります。
失ったからこそ、得ていけたらいいですよね。
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