はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

怒りを相手をコントロールする手段として使うのは・・・

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 怒りの感情は自分のテリトリーや価値観を守るために生じる大事な感情です。それなのに、怒りとつきあうのが難しいのは、怒りは「早い」&「強い」&「自分も相手も傷つけることがある」からではないでしょうか。

 怒りの感情は時として相手や環境をコントロールする手段として使われることもあります(ある意味、自分のテリトリーや価値観を守るという目的は達成されるわけですが・・・)。ただ、相手や環境をコントロールする手段として怒りを使ってしまうと、相手に怒りや不満が生まれたり、自分の中に罪悪感が生まれたりして、長期的には逆効果になりますよね。

 セルフコンパッションの学びの中では、相手や環境をコントロールする手段として怒りを使ってしまうのは、過去の環境や経験からの影響だという視点でもアプローチします。激しい怒りとして表現しないと自分のテリトリーや価値観を守れない環境にいたり、そういう経験をしてきたのだとしたら、そういう環境や経験での痛みや苦しみを癒すには何ができるのか、という考え方をします。痛みや苦しみの言い分をよく聞いて、一緒に悲しんで、なぐさめて・・。

    そして、今までとは違う表現方法を新しい選択肢の1つとして選択できるように考えていきます。

 冷静に怒る、や、おだやかに怒る、ができるようになれたらいいですよね。

 

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SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
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