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自分に優しくしたり、自分をほめたりするのが苦手なあなたに、こんなやり方もあるよ、というご紹介です。
小さな頃に嫌だと感じたことを思い出した時、あなたはどうしますか?
お母さんが私の気持ちをわかってくれなかったのがとても悲しかったけど、お母さんはあの時忙しかったんだから仕方ない。
そんな風に、まわりの人にも事情があったんだから、と自分を納得させようとするクライエントさんがたくさんいらっしゃいます。
まわりの人の立場に立って物事をみることは、社会ではとても役立つやり方です。様々な経験を積んできた大人だからできる、大人のやり方です。
でも、まだ小さかったあの時、私達にそんな見方をするだけの経験はあったでしょうか?
なかったですよね。
私達の中で浮かびあがってくる、悲しい気持ちを抱えた子どもの私達は、悲しい出来事を経験したその時のまま時が止まっています。だから、その悲しみを経験したその当時の見方・感じ方しかできません。大人の私達が大人の私達の考えや見方で説得しようとしても、それを理解することはできません。
記憶の中の小さな自分を、説得しなくていいんです。
ただ、「悲しかったよね。そうだよね。あの時、もっとやさしく受け止めて欲しかったよね。まだ小さかったんだから、やさしくしてもらっていい存在だったもんね。」と、小さな自分にやさしく寄り添って、小さな自分が抱えている悲しみを理解して共感する。
これがとても大切です。
少しずつ、やってみてくださいね。