はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

【満席になりました】2021年4月23日(金)にセルフコンパッション講座をやります

 今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 2021年4月23日(金)20:00から
E-projectの公式イベントとして
セルフコンパッション講座をやります。
みなさまの参加料(1,500円)は
全額ザンビアの孤児院支援費
として寄付します。

 コンパッションを学ぶことが
ザンビアの孤児を支援することになるという
おもしろい企画です。

 ご参加お待ちしています!

◆ セルフコンパッション講座~自分や他者に寄り添う力をはぐくむ講座~

 日時   2021年4月23日(金)
      20:00~22:00
 開催方法 オンラインZOOM
 料金   1,500円(税込)
 お申込み お問い合わせ - トラウマケア 高円寺 松浦優美子 

 ※ お問い合わせフォームから4/23 講座希望 とお送りください。         

 

eproject2019.org

 

 

★オンラインと対面(東京)で心理カウンセリングを提供しています★

SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
対面(新宿、高円寺、指扇(埼玉))、オンラインどちらもご利用いただけます。

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自分の「怒り」に耳を傾ける効果

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  セルフコンパッション講座では
「多面的な自己」について学びます。

 自分は自分という船の船長で、
自分という船には、「怒り」という船員さんや
「悲しみ」という船員さんなど、いろいろな感情を
担当してくれる船員さんがいると考えます。

 講座の中では、「怒り」という船員さんの声
に耳を傾けるということをトライします。

 そして、講座で学んだことを、宿題として
日常生活の中でもやっていただきます。

 これをやってくださった受講生さんが
かなりの確率でおっしゃるのが、
「怒り」の言っていることをじっくり
聞いてあげたら、悲しみやさみしさの
感情が出てきた、ということです。

 そうなんです。怒りの感情の下には、
さみしさや悲しみという感情が隠れている
ことが多いんです。

 さみしさや悲しみにストレートに
向き合ってしまうのはつらすぎるので、
つらいことから自分を守るために、
「怒り」の船員さんが大きな声をあげて、
つらさに直面しすぎないようにしてくれて
いるんです。

 これは、短期的な戦略としては、ありです。
短期的にはつらさを和らげることが
できているので。
 でも、長期的にみると、根っこにある
さみしさや悲しみを隠してしまうので、
根っこのさみしさや悲しみの声に
耳を傾けて、そこを和らげていかないと
延々と怒りでさみしさや悲しみを隠し
続けなければならなくなります。

 セルフコンパッションの講座では、
このメカニズムを理解して、
根っこの感情に気づき、
根っこの感情を癒していく取り組み
をしていきます。

 自分の感情との上手なつきあい方
に悩んでいる方は、ぜひセルフコンパッション
を学んで実践してみてくださいね。 

happy-from-ashiya.hatenablog.com

 

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ぐるぐる思考に気づくこと

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 私たちのココロの健康によくないのは
「嫌な感覚や感情にとらわれる時間」
が長いことだと言われます。

 日常の中で、気づくと嫌なことや
解決したいことのことをぐるぐると
考えてしまっていることはないですか?

 このぐるぐる思考がクセになってしまうと、
次第に、「自分」=「ぐるぐる思考」
になってしまいがちです。

 自分をよくするためにぐるぐると
考えているはずなのに、いつの間にか
ぐるぐる思考に主導権が移ってしまって、
自分とぐるぐる思考が一体化してしまうんです。

 セルフコンパッションの取り組みでは
まず、この「ぐるぐる思考」に気づくこと
を大事にします。

 

 良い・悪いで判断したり、
批判することなく、
ただ、「ああ、今考えていたなあ。」
と気づく。

 そして、「これを解決したいから
ぐるぐる考えるんだなあ。」、
「成長したいからいっぱい考える
んだなあ。」というように、
ぐるぐる思考を否定したり、
抑え込んだりせずに、
その存在をただ認めて、
そして、
「いつも働いてくれてありがとう。
今は少しだけおやすみするね。」
と、いったんぐるぐる思考から離れます。

 これを、何度でも、何度でも
繰り返していきます。

 何度も繰り返してしまうことに
「なんで繰り返しちゃうんだろう」と
いう思いがわいてきたら、
「ああ、なんで繰り返しちゃうんだろうって
いう思考がでてきたんだなあ。」
というように、責めることなく、
抑えつけることなく、
ひたすら、繰り返していきます(笑)

 地味な取り組みですが、
これを繰り返していくと、
自分とぐるぐる思考の距離を
ほどよく保てるようになります。

 ぐるぐる思考との距離を
ほどよく保てるようになると、
落ち込んだり、憂うつになる時間が
だんだん短くなって、
楽になります。

 どうぞ、試してみてください。

 

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子ども時代の情緒的虐待が、成人後のネガティブな情報に対する注意の向け方に 大きな影響を与える

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 幼少期に虐待体験を受けると、ネガティブな情報に対し、ある時には注意を過度に向け、またある時には注意を過度に逸らすといったような、ネガティブな情報への注意の向け方が不安定で一貫性がなくなる「注意バイアス変動性」が大きくなることが、日本人の健常成人女性で確認されたというプレスリリースを読みました。

research-er.jp

 たしかに、幼少期から繰り返し虐待的な体験をしてきた方と接していると、外部刺激に対して過度に敏感な部分と、過度に鈍感な部分が混在している印象があります。(例えば、他人の顔色を非常に敏感にかぎ取る部分があるかと思うと、リスクを避けるための大事な話を全然聞いていなかったりというような。)

 すごく用心深くしているのに、失敗を繰り返してしまう、
というのも、トラウマあるあるですね…。

 

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相手の「役に立つ」存在であるということ

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 役に立つ存在でいないといけない、
 何かを提供できる存在でないといけない、

 こんな風に思っている人がすごく多い気がします。
その思いが強くなりすぎて、
そうできない自分を責めたり、
不安が強くなってしまうと、
しんどいですよね。

 特に、年下の相手や後輩が相手
になると、知識を見せなければならない、
スキルを見せなければならない、と
プレッシャーを感じて苦しくなること
も多いのではないでしょうか。

 そんな方に、新しい選択肢に
なるのではないかと感じるこんな
tweetを見ました。

 「知っていることを見せよう」とすると
それを続けるのはしんどいですし、
お互いが「知っていることを見せ合おう」とすると
マウンティングみたいなことにもなってしまいます。

 そこで、「相手を知る」ために対話をしてみる、
という選択肢を持ってみるのはどうでしょうか。

 ・そう思っているんだね
 ・そう思うようになったのはどんなきっかけがあったの?
 ・その意見、すごくおもしろいね
 ・とてもおもしろいからもっと聞かせて
 ・私はこう思ったんだけど、あなたはどう思う?

相手に興味を持って、こんな投げかけで
相手を知るために対話をしていくと、
相手との関係を深めていきやすくなったり、
与え続けなければというプレッシャーから解放されたり、
新しいものが見えてきます。

 与えることだけにこだわらずに、
引き出すこと、相手を知ること、
これも、「相手の役に立つこと」の1つだと私は思います。

  

 

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【満席になりました】2021年4月23日(金)にセルフコンパッション講座をやります

 今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 2021年4月23日(金)にセルフコンパッション講座を開催することになりました。オンライン(ZOOM)で開催しますので、ご自宅からお気軽にご参加ください。

◆ セルフコンパッション講座~自分や他者に寄り添う力をはぐくむ講座~

 日時   2021年4月23日(金)
      20:00~22:00
 開催方法 オンラインZOOM
 料金   1,500円(税込)
 お申込み お問い合わせ - トラウマケア 高円寺 松浦優美子 

 ※ お問い合わせフォームから4/23 講座希望 とお送りください。                   
 ※ この講座はE-projectの公式講座です.。
   お支払いいただいた料金は
        全額E-projectを通じてザンビア

        孤児院支援資金として活用させていただきます。

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★オンラインと対面(東京)で心理カウンセリングを提供しています★

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否定・批判の多い親に育てられてきたら

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 先日、Twitterで 「毒親から離れて自分らしく生きたいと思っていたけど、自分が何をしたいのかわからない。否定されながら育ってきたから卑屈に考えるクセも治らない」という主旨のつぶやきを見ました。

 否定や批判が多くて、Twitter主さんの感情に寄り添ってくれない親御さんだったのかもしれないですね。

 愛着理論における愛着は,安全(safety),安心security),保護への欲求(need)にもとづいた絆の3つを意味すると言われています。不安や不快を感じた時には、養育者とくっついて安心したくなる。これが誰もがもっているニーズだと言われています。

 "こわい"や"不安"を感じて養育者にくっついて安心や安全の感覚を取り戻し、ということを通じて"自分は他者に受け入れられる存在なのだ"、"自分は愛され、守られ、助けられる存在なのだ"という確信がはぐくまれていくと言われています。

 この大切な過程では、養育者が子どものさまざまな感情や要求を適切に受容したり、反応したりできるかどうかが重要です。嬉しい時、楽しい時には一緒に喜び、楽しんでくれたり、こわい時、不安な時にはなだめてくれたり、ということの繰り返しを通じて、この人はこわいときや不安なときにくっついて安心させてくれる存在なんだ、と理解していき、実際に不安だったり不快を感じた時には安心、安全の感覚を回復する。これを繰り返し体験できることが大事です。

 ところが、養育者が子どもが嬉しさや楽しさを表現した時にスルーしたり、「こっちの方が楽しいわよ」というような共感的ではない反応をしてしまったりということが何度も重なると、子どもはそれをあまり表現しなくなります。表現しなくなることを繰り返すと、感じなくなります。そうすると、自分と自分の感覚や感情との距離が遠くなる、自分と自分の感覚や感情との距離が遠くなると他人の感覚や感情との距離も遠くなる、ということが起こっていきます。

 これは、その子が安全基地が弱かったり存在しない中で生き延びるためにとった戦略なわけで、その子が悪いわけではないんです。でも、それは子どもの時には有効な戦略でも、大人になると不具合が生じます。

 このシステムを理解して、まずは自分の中の痛みや苦しみ、喜びや楽しさに少しずつ少しずつ気づいていく試みをすること、自己批判のクセを少しずつやわらげていくこと、これを徐々にやっていくことが生きやすさにつながります。

 心理的、生理的な自分のメカニズムを理解して、コンパッションを育てていくこと、これをやると、だんだん「何をしたいか」「何を感じているか」を抵抗なく感じて、表現していくことができるようになります。

 セルフコンパッションの講座や、Somatic ExperiencingやCRMのセッションがとても助けになります。ぜひ、受けに来てくださいね。

 

 

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