はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

ホッとする感覚を感じていますか?

 今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 セルフコンパッションをはぐくむために

とても大事な感覚が

ホッとする感覚です。

 雨の土曜日、自分のために

あたたかい飲み物を用意して、

五感をフル稼働させて

味わってみるのはどうでしょう。

 あたたかさ、

 香り、

 静けさや、心地よい音楽、

 たちのぼる湯気、

 やさしい甘み

どれだけたくさんの感覚に

気づくことができるでしょうか。

 ほんの数十秒でいいので、

その感覚をじっくりと味わって

ホッとしてみてくださいね😊

 セルフコンパッションの大事なワークです。

 

★オンラインと対面(東京)で心理カウンセリングを提供しています★

SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
対面(新宿、高円寺、指扇(埼玉))、オンラインどちらもご利用いただけます。

attachment-treatment.jimdofree.com

セルフコンパッションの定義(2)

 今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

 セルフコンパッションについて
イメージしにくいのが、
「コンパッションって何?」
ということではないでしょうか。

 昨日は、ダライラマ14世のコンパッションの定義
の1つ目の「気づくこと」について書きました。

 

ダライラマ14世のコンパッションの定義 ◆

  • 気づくこと
    ⇒ 自分や他人の痛み、苦しみに気づくこと
  • 気づいたことを取り除くために行動すること
    ⇒ 気づいた痛み、苦しみをやわらげ、取り除くために行動すること

 

自分が問題に思っている感情や行動の奥底にある
痛み、苦しみに気づくこと、
それがコンパッションの大切な第一段階です。

そして、痛み・苦しみの存在に気がついたら、
その痛み・苦しみを取り除くためには、
何ができるだろう?と考えて、行動する。

気づきっぱなしでずっと耐えるんじゃなく、
それを和らげようと決意して、行動すること。

これがコンパッションの定義の2つ目です。

ああ、こんな痛みや苦しみや不安を
自分は感じているんだな、
と気づいて、
そうだよね、その痛みや苦しみや不安は、
自分を守りたい、安心、安全に暮らしたい、幸せになりたい、
そういう思いから生まれているんだなあ、
とさらに気づいて、
じゃあ、痛みや苦しみや不安の源を
やわらげたり、取り除こう、
と決意して、
そのために、私は私に
どんな言葉をかけられるかな?
どんなことをすればいいかな?
と考えて、行動すること。

これが、コンパッションの実践です。

これを自分に対してやっていくのが

「セルフコンパッション」、

自分だけじゃなく、他の人に対しても
やっていくのが

「コンパッション」

です。

まずは、自分に対しての

「セルフコンパッション」

から取り組んでいくのが
おススメです。

もっと具体的にやっていきたい方は、
セルフコンパッション講座(全12回)
を受けてくださいね。
オンライン・マンツーマンで
じっくりと進めて行く講座です。

 

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セルフコンパッションの定義(1)

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 セルフコンパッションについて
イメージしにくいのが、
「コンパッションって何?」
ということではないでしょうか。

 コンパッションの定義には
複数ありますが、
ダライラマ14世の定義が
シンプルでわかりやすいので、
いつも紹介させてもらっています。

 

ダライラマ14世のコンパッションの定義 ◆

  • 気づくこと
    ⇒ 自分や他人の痛み、苦しみに気づくこと
  • 気づいたことを取り除くために行動すること
    ⇒ 気づいた痛み、苦しみをやわらげ、取り除くために行動すること

  なんだか漠然としているなあ、
とか、そんなこと?
と思った方もいるかもしれません(笑)

 でも、この2つ、ものすごく
奥が深いんです。
コンパッションを学び、
実践するほどに、
結局はこの2つに集約されるなあ
と思います。

 まず1つめの「気づくこと」。
私たちは、自分の本当の痛み、苦しみを
気づかないふりをしていることが
多いです。
その代わりになにをしているかというと、
「忙しく何かに熱中する」、
「世間的にいいと言われていることにしたがってしまう」。

 何かに集中し、熱中することは、
悪いことではないんです。
でも、それが、痛みや苦しみを
紛らわすためにやっていること
だと、短期的な達成感や喜びを
得たとしても、すぐにまた次の
集中・熱中先を探すことに
なってしまいます。

 常に忙しくしていないと落ち着かない、
今の自分ではダメだという気持ちから
いろいろな物事に取り組んでしまう、
そんな方は、痛みや苦しみに気づくこと
を無意識に避けてしまっているかも
しれません。

 「〇〇しなきゃ」「〇〇すべき」
と考えがちな方は、
自分はなぜその物事に取り組んでいるのか、
純粋な好奇心からなのか、
それとも、何かを恐れているからなのか、
やさしく自分の気持ちをみつめて「気づく」。

 これが、コンパッションの第一歩です。

 純粋な好奇心からの行動だと思えたならばっちりです。

 でも、行動の奥底に、痛みを恐れる気持ち、
苦しみを避けたいという不安な気持ちがある
としたら、まずはそこにやさしく気づくこと
が大事です。

 

 

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トラウマの3つのループ(その3)

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 最近、トラウマの3つのループの話を聞きました。トラウマを受けた時に、私たちの脳と身体でどんなことが起こっているのかについての仮説です。

 今回は3つのループの3つめのループの覚書です。
 3つめのループは、刺激文脈学習のループです。
 痛みやつらさを乗り越えることができない経験をしてしまうと(でもそれは私たちが悪かったわけではない)、乗り越えられない脅威を避けるために、脅威へのアンテナがオンになってしまい、常に脅威に意識が向いてしまう状態になるループです。

 自分の生命を守るために、脅威を避けなければならない、脅威を避けるためには脅威がどこにあるのかを常に察知しなければならない、だから常に脅威を発見し続けてしまう、というパラドックスが起こってしまう、というループです。

 

ループ3 : 刺激文脈学習のループ
    (刺激や文脈から学習し、それがまた辺縁系への刺激になる)

脅威となる出来事という刺激があったときに、何が安全で、何を避けるべきか、どんなことを求めるべきか、という学習が起こる

脅威への反応の記憶がループ3で強化される。
これが脅威となってループ1,ループ2がはじまる

すると、上丘がたびたび刺激される
上丘の機能により、脅威から目を背け、避けようとして、痛みやつらさを完全に経験しない「問題を避ける」パターンが繰り返されていく

結果、痛み(感情・身体)に向き合うことができなくなる。
つらいこと、嫌なことが起きるたびに上丘によって「そこをみてはいけない」となるため、自分のつらさ、苦しみから目を背けようと、常に脅威への反応システムがオンになった状態・常に脅威に対抗しようとしている状態に置かれることになる。

この学習ループによって「この感情はとても危険だから避けなければならない」と強く学習されていく。
このために痛みが起きた体験、痛み、悲しみ、苦しみの起源に向き合う能力が永久に損なわれていく。

 

トラウマの3つのループ(その1) - はぐくむブログ

トラウマの3つのループ(その2) - はぐくむブログ

 

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セルフコンパッション講座開催のお知らせ(2021年2月20日)

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 2021年2月21日にセルフコンパッション講座を開催します。
 コンパッションとはどういうことなのか、コンパッションは私たちにどう役立つのかをお話しします。 ZOOMでの開催ですので、ご自宅からお気軽にご参加ください!

【講座概要】
   2021年2月20日(土) 13:30~15:30
   参加費用:1,500円(税込)

【講座内容(予定)】
・コンパッションって何? 
・思いやりの3つのフロー
・感情の制御システム 〜3サークルシステム〜
・簡単なコンパッションのワーク

■こんな方におススメです■
・自己肯定感を高めたい方
・自分や他人についつい厳しくしてしまう方
・常に忙しくて余裕がない方
・怒りや不安とのつきあい方を知りたい方
・心理学に興味のある皆さま

peatix.com

 

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自己肯定感、自己受容の力を高めるセルフコンパッション

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 新年の目標を考えた時に、自己肯定感を高めたいとか自己受容・他者受容の力を高めたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そのような目標を考えた方は、
今までも自己肯定感を高めよう、
自己受容しよう、とトライしてきた方
かもしれません。

 そんな方には、セルフコンパッションを
高める取り組みがおススメです。

 自己肯定感が低下したり、
自己批判が強く起こってしまう脳とココロの仕組み
を理解しながら、自分や他人を思いやるワーク
をして自己肯定感を高めたり、
自己受容・他者受容の力を高めてみませんか?

 

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ブログ3周年

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 さっきはてなブログさんから「ブログ開設3周年」の連絡がきました。
本当は毎日更新したいのですけど、なにしろ文章を書くのが苦手で苦手で・・・(笑)
不定期の更新になってしまっているのに、読んでくださっている方にはただただ感謝です。

 これからも、自分にやさしくするということ、somatic experiencingに関すること、トラウマにかかわる心理学的なネタを細々と書いていければと思っています。

 引き続き、よろしくお願いします。

 

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