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自分のダメなところをなおさなきゃ、傷つきを癒さなきゃ、自分のことを認めて好きにならなきゃ、と思っていませんか?
みんなに受け入れてもらうには自分を変えなきゃ、みんなに好きになってもらうためには違う自分にならなきゃ、と思ってしまう気持ち、とてもよくわかります。
そんな風に思う方は、「いい子でいないと認めてもらえない」「自分のしたいようにふるまうと認めてもらえない」経験をしてきた方ではないでしょうか?
ちょっとだけ立ち止まって、こんな考え方もないかな?と考えてみて欲しいんです。
「いい子」や「認められるふるまい」は、"それをあなたに要求した誰か"にとってあなたがそうすると都合のいいことではなかったですか?
それは大抵、親や先生の不安が押しつけられています。「素直に言うことを聞かない子だと自分はこの子をコントロールしきれない」とか、「この子が自分に自信を持ってしまうと自分のことをバカにするんじゃないか」とか。
子どもはとても素直に親や先生の言うことが真実だと思って受けとめてしまいます。実は親や先生の不安を押しつけられてしまっているなんて、気づきようもないんです。
そのために大人になってからも自分を律し続け、責め続けて苦しい思いをしている人が何と多いことか。
だから、自分が思っている”こうあらねばならない自分”は、もしかして親や先生に押しつけられてしまった価値観で成り立っているかもしれない、と立ち止まって考えてみて欲しいんです。
あなたが自分のダメなところだと思っていることや劣っていると思うところは、他の人からみたら愛すべきところだったり、憎めないところなんです。だって、全く欠点のない完璧な人なんて、一緒にいたら疲れませんか?お互い、出っ張っているところやへこんでいるところがあって、相手の得意なところに助けてもらったり、相手の欠けているところを助けたりしていけば、それでいいんです。
相手に助けてあげさせるために私の欠点はあるの、くらいに思えるようになったら生きるの楽です(笑)
そして、もしかすると、フォーカスを当てる方がいいのは「自分のダメなところ」ではなく、「自分のダメなところをなおさなきゃと思う気持ち」なのかもしれません。
自分のダメなところに意識が行ってしまったら、「ああ、私は自分のダメなところをなおさなきゃって思っているんだなあ」と「良くあろうとしている自分」にも意識を向けて、やさしい気持ちを向けてみてくださいね。
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