「はぐくむブログ」をご訪問いただいてありがとうございます😊
このブログのタイトルにもしている、はぐくむ、という言葉、私はかなり好きです。
そして、このブログのタイトルは、「自分をはぐくむ」という意味をこめてます。
大人になって、だんだん自分の親が毒親だったなあと気づく方々は多いと思います。友達の親やドラマや映画で描かれている親と自分の親はどうも違うらしい、とか、子供を育てているうちに私はこんなことしてもらったことないなあ、とか。
自分は受けることができなかったやさしさや愛情を、自分は誰かに注いでいる。自分ばっかり差し出さなければならないような気がして、なんだかやりきれない気持ちになることもありますよね。
赤ちゃんや子供時代にタイムスリップしてやり直すことはできないけれど、心にあいた穴や傷は、いくつになっても癒すことができます。
そして、ヒトの脳や神経は、「可塑性( かそせい )」という素晴らしい機能を持っていて、新しく経験したことやまわりの環境にあわせて変わっていくことができます。
自分をはぐくんでくれる誰かがいなかったとしても、自分で自分をはぐくみなおすことは、いつでもできます。
なんで、みんなが当たり前にしてもらえていることを私はしてもらえなかったんだろう、どうしてこんなに苦しい経験をたくさんしなければならないんだろう、って思ってしまいますよね。
その気持ちは、その通りです。
そんな風につらい思いを抱えている自分に気づいて、そっと寄り添って優しい気持ちを自分に向けてみる。
そうだったよね、つらかったよね。
私が私にうんと優しくして、はぐくみなおすからね。
そんな風に、自分にやさしさを向けるのが、はぐくみなおしの第一歩です。
自分に少しずつやさしさを向けると、それに合わせてだんだん安心や安全を感じる力も、幸せを感じる力も育ちます。
少しずつ、少しずつ、自分をはぐくんで行きましょうね。