はぐくむブログ

自分にやさしくするってどんなこと?をつぶやいています。Somatic Experiencing®を中心に身体の内側からの安心をはぐくみます。

呼吸へのマインドフルネスや瞑想が苦手!というときは

今日もはぐくむブログをご訪問いただきましてありがとうございます😊

セルフコンパッション講座では、呼吸のマインドフルネスをやります。
これにはいろいろな意味があります。
① 呼吸を通して自律神経の働きを整えていく
② 身体の感覚をただありのまま気づいていく練習をする
③ 絶え間なく反すうを繰り返してしまうクセのある方の反すうのおやすみ時間をつくる

ところが、(私もそうだったのですが)、呼吸法や瞑想が苦手!という方がけっこういらっしゃいます。

苦手の理由はこの3つに大別されるような気がします(bとcは根っこが同じとも言えますが)。
a. 寝ちゃう or 半分夢うつつになってしまう
b. 気づくと、別のことを考えてしまっている
c. 退屈、つまらない

まず、「a. 寝ちゃうor半分夢うつつになってしまう」方は、寝不足だったり疲れていたりしないか、生活を振り返ってみてください。寝不足だったり疲れているなら、寝てください。それは身体が休息を必要としています(笑)
寝不足でも疲れてもいないのに寝ちゃう方は、時間を短くしてください。10秒とか、20秒からはじめてみて、1秒ずつ伸ばしてみてください。

次に、「b. 気づくと別のことを考えてしまっている」方は、チャンスです(笑)。別のことを考えていることに気がついたら、「別のことを考えていたなあ。そうか、別のことが気になったんだなあ。よくわかったよ。今は、呼吸に意識を向けたいから、呼吸に意識を戻すね。」と、やさしく呼吸に意識を戻してください。この、「別のことを考えていたことに気づく。⇒やさしく呼吸に意識をもどす」を何度もやることで、「ぐるぐる思考にふりまわされない自分」がはぐくまれていきます。

最後に、「c. 退屈、つまらない(結果、何か気になった別のことをはじめてしまったり、呼吸法をやめてしまう」方は、まず「ああ、呼吸法は退屈だと感じているんだな。」と、退屈に感じていることに気づくようにしてください。そして、「あと1呼吸だけ、意識を向けてみるね。」と、やさしく呼吸に意識を戻して、あと1呼吸だけ意識を向けるようににしてみてください。そうして、少しずつ、「あと1.5呼吸。あと2呼吸。」と伸ばしてみるようにしてみてください。

呼吸法は、地味ですが続けるとメタ認知の力がはぐくまれたり、フラットさやクリエイティブさが増したり、いい効果がたくさんあります。

自分が楽しめるように工夫しながら、無理なく少しずつ続けてみてくださいね。

 

★オンラインと対面(東京)で心理カウンセリングを提供しています★

SE (Somatic Experiencing®、米国のPeter Levine博士が開発した身体と神経系の統合をベースにした安全で自然なトラウマ療法)という手法をベースに、『セルフコンパッションを高めて自己肯定感や幸福度を高めるセッション』を提供しています。
対面(新宿、高円寺、指扇(埼玉))、オンラインどちらもご利用いただけます。

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