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今回はコンパッションとは直接関係ない話です。
先日、「AIP科学技術と社会チーム公開シンポジウム
《AIと身体性:その2》」というシンポジウムを視聴
しました。
そこで、パネリストの方がこんなやりとりをしていました。
口話者:「ずっと腕をあげて手話をして疲れませんか?」
ろう者:「口話者の方はずっと話して声帯が疲れませんか?」
口話者とろう者は、身体の使い方が違うだけなんだな、
と学んだ出来事となりました。
どっちが優れているとか、えらいとかじゃなく、
ただ、身体の使い方が違うだけなんですよね。
そして、口話者にとって便利な方法(電話とか)
がろう者にとってはとても不便な方法になりうる
ということを知って、お互いが不便なくやっていく
ためには何ができるか、考えるのが大事なんだなあ、
と思いました。
これと同じ構造が日常生活の中でもたくさん
あるような気がします。
論理的に話す方法が得意な人、感覚的に話す方法が得意な人、
これも表現の仕方の違いで、どちらが優れているわけ
でもえらいわけでもなく、ただ「違う」だけ。
かわいそうだとか、努力が足りないとか、
そういう評価や判断はしないで、
ただ違いを知って理解する。
これができると、生きるのも少し楽になりそうな気がします。
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