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心の境界線( バウンダリー )を明確にすることについて連続で書いています。
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心の境界線( バウンダリー )を明確にすると、冷たい人になるのでは?という質問をよくいただきます。
バウンダリーを明確にするということは、他人の感情や問題を自分の感情や問題にしない、ということです。
怒っている人を見て、「私が何かしてしまったのかしら?」とおどおどしたり、「どうしてあの人はいつも怒っているのかしら?」と自分も不機嫌になってしまうのは、バウンダリーがあいまいです。
怒っている人がいたとしても、それはその人の感情と問題で、あなたがそれをどうにかしなければならないことはないわけです。
怒っている人がいたら、「そんなことがあったんだね。それは怒りの気持ちがわくよね。」と冷静に寄り添うのは、バウンダリーを明確にした寄り添いです。
怒っている人がいたら、「ああ、何かあったのかな?怒っている人を見ると、私はなんだか落ち着かなくなるんだな。でも、これは私の問題ではないから、様子を見よう。」と冷静に見守るのもバウンダリーを明確にしたやり方です。
境界線を明確にすることは、決して冷たいことではないんです。むしろ、お互いが心地よく快適な関係を続けていくためのお作法なんです。
溺れている人がいたら助けに行ってもいいんです。ただ、溺れているんじゃなくて犬かきしているだけの人を助けようと飛び込んでいく必要はないし、飛び込まずに岸から助けたり、ボートから助けてもいいんです。
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